パーソナルカラー診断で自分の魅力を引き出そう

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  • 雑誌のモデルでなく、本当に自分に似合うものが知りたい
  • 本当に自分に合うものを購入して、長く使いたい
  • 自分の魅力を上手に引き出したい

そんな方におすすめなのが、ご自分の「パーソナルカラー」を診断して、

似合うものを探す方法です。

この記事ではその方法について詳しく説明しています。

  • パーソナルカラー診断の基本知識
  • 各カラータイプの魅力・おすすめの色・メイク・ヘア・アクセサリー
  • どうしたら診断を受けられるのか
  • 自分に合ったカラーを身に着けるとどのようなメリットがあるのか

ぜひ参考にしてみてください。

パーソナルカラーとは?

パーソナルカラーとは?

パーソナルカラーとは、「その人に似合う色」のことです。

人はそれぞれ肌の色・瞳の色・髪の色に違いがありますよね。

それぞれがもって生まれた色のことを、ボディーカラーと呼びます。

ボディーカラーに調和する色が、その人に似合う色=パーソナルカラーなのです。

診断すると自分のボディーカラーの特徴やパーソナルカラーを知れるため、自分に本当に似合う色を選択できるようになります。

服装・アクセサリー・メイク・ヘアカラーなど、おしゃれの楽しみが広がりますよ。

パーソナルカラー診断とは、どんなもの?

パーソナルカラー診断とは、人の肌の色・瞳の色・髪の色の特徴を4つの観点から分析し、

その人に合う色を探すものです。

  1. 明度…色の明るさの度合い
  2. 彩度…色の鮮やかさの度合い
  3. 色相…赤・青・緑など色自体
  4. 清濁…イエローベースかブルーベースか

同じ色でも、彩度や明度、清濁によってその人に似合う色が違ってきます。

同じ青でも、どんな青が似合うのか?がわかるのが、パーソナルカラー診断です。

パーソナルカラーはどうしたら診断できる?

パーソナルカラーを診断するには、2つの方法があります。

  • 簡単な質問に答えて自分でオンライン診断する
  • プロのパーソナルカラー診断を受ける

まずは手軽にオンライン診断をしてみるのがおすすめです。

WATASHINO パーソナルカラー診断(女性用)

引用:https://www.watashinomag.com/personal_color/diagnosis/qa_1

プロのパーソナル診断とはどんなもの?

プロの診断士にお願いすると、より詳しいパーソナルカラー診断を受けられます。

どのように診断するのか、具体的に紹介します。

ドレープを使って顔映りを観察する

一般的に、パーソナルカラー診断にはドレープを使います。

ドレープとは多種多様な色の布が束になったものです。

顔の下にドレープを一枚一枚あてて顔映りの変化を観察し、その人のタイプや、より魅力的に見える色(=似合う色)を探ります。

診断士の主観ではなく、色相・色の明るさ・鮮やかさ・清濁の4つの視点から、色彩学の理論に基づいて診断されるので安心です。

様々な観点から4つに分類していく

ドレープを実際に当ててみて得られた情報から、2つのタイプに分類します。

  • イエローベース:暖色系の色が似合う→春・秋タイプ
  • ブルーベース:寒色系の色が似合う→夏・冬タイプ

さらに、髪の毛や肌の質感からタイプを分類していきます。

  • ソフトタイプ:肌の質感が薄い、透明感がある、肌に赤みが出やすい→春・夏タイプ
  • ハードタイプ:肌の質感が厚くしっかりしている、陶器肌、赤みが出にくい→秋・冬タイプ
  • 黒髪と黒目のコントラストがはっきりしている→冬タイプ

このような分類を基に、パーソナルカラーのタイプ(春・夏・秋・冬)が診断されます。

パーソナルカラー4タイプそれぞれの特徴

パーソナルカラーのタイプごとに、特徴や似合う色を紹介します。

春:スプリング

春:スプリングタイプ
特徴目や髪色のコントラストが薄く、やわらかい茶色
・透明感がある
・イエローベース
似合う色・鮮やかな明るい色
・澄んでいてはっきりした色
・コーラルピンク/オレンジ/グリーン
似合うメイク・コスメ・つや感を仕込むと◎
・春色のコスメ
・茶系のアイシャドウもキャメルなど優しい黄色を含む色が似合う
・リップは黄みを帯びた色(コーラルピンク/オレンジ)
似合うファッション・アイボリー・キャメルをベースに、明るい色を楽しむと◎
・黒は印象が強すぎる
アクセサリー・ピンクゴールド
・つやのあるゴールド


春(スプリング)タイプは、ボディーカラーのコントラストが薄いのが特徴です。

その理由はアイボリー色の透明感がある肌・やわらかい茶色の髪の毛・きらきらした瞳を持つためです。

透明感のある白肌には、イエロー・オレンジ・グリーンなど、明るくて鮮やかな春の色がよく映えます。

服にもメイクにも、くすみカラーや黒・赤などの強すぎる色は避けて、顔周りに元気な色を持ってくるのがおすすめです。

春(スプリング)タイプは、澄んでいてはっきりした色が似合う可愛らしいタイプです。

夏:サマー

夏:サマータイプ
特徴・瞳と髪色はやわらかい黒色や茶色
・唇はローズピンク
・透明感があり青白いマットな質感の肌
・きめ細かで繊細
似合う色・ブルーベースの中間色
・くすみカラー
・ラベンダー/水色/ネイビー/ライトグレー
似合うメイク・コスメ・クマが目立ちやすいためコンシーラーなどで対策を
・ラベンダー色のベースでくすみを飛ばすと◎
・イエローベースのメイクは顔色をくすませる
・コントラストが少なめの穏やかな配色のメイクが◎
・チークやリップでブルーベースのピンクを取り入れると華やかに
(ローズピンク/ベビーピンク/ピンクベージュ)
似合うファッション・ベースカラーは寒色系の優しい色
(オフホワイト/ライトグレー/ネイビー)
・水色/ラベンダー/パステルカラー
・紫陽花のようなくすみカラーもおすすめ
・涼しげで上品にまとめると◎
アクセサリーシルバーやピンクゴールドのあまりつやがないタイプが◎

夏(サマー)タイプは、透明感があり涼しげな印象が特徴です。

きめが細かく透明感がある色白の肌と、やわらかな黒い瞳・髪色をもつためです。

穏やかなコントラストをもつブルー系や、紫陽花のようなくすんだ色・やさしい色を身に着けると凛とした上品な印象になります。

イエローベースの色を身につけると、クマやくすみが目立ちやすく疲れて見えやすいタイプなので注意が必要です。

青みがかったピンクを上手に取り入れて華やかさをプラスするのがおすすめです。

夏(サマー)タイプは、穏やかで落ち着いた雰囲気のあるタイプです。

秋:オータム

秋・オータムタイプ
特徴瞳と髪色は優しいダークブラウン
・オークル~小麦色の肌
・イエローベース
似合う色・落ち着いたダークカラー
・深みや渋みのある秋色
・テラコッタ・マスタード
似合うメイク・コスメ・くすんで見えやすいためアイシャドウやチークで血色感を足すと◎
・おすすめはオレンジ/サーモンピンク
・リップはブラウン系のシックな色味が似合う
・全体的にイエローベースの色味を使う
・ゴールド系も相性が良い
似合うファッション・ベースカラーはベージュ/ブラウン/カーキ
・アースカラーを着ても地味にならず着こなせる
・差し色にテラコッタ/マスタードなどのこっくりした色
・ワントーンのコーデが似合う
似合うアクセサリー・マットなゴールド
・木製などナチュラルなもの

秋(オータム)タイプは落ち着いていてナチュラルな雰囲気が特徴です。

オークル色の肌に、ダークブラウンの瞳と髪をもつためです。

シックで渋めなカーキ・レンガ色・ワイン色のカラーもこなれた雰囲気で着こなせます。ワントーンのコーディネートが地味にならずに都会的に着こなせるのもこのタイプです。

明るい鮮やかな色を着ると安っぽく見えてしまうので注意が必要です。

秋(オータム)タイプは、大人で落ち着いた雰囲気のあるタイプです。

冬:ウィンター

冬:ウィンタータイプ
特徴・瞳と髪色が真っ黒で綺麗
・白目と黒目のコントラストがはっきりしている
・唇は赤みが強い
・なめらかな白肌
・透明感がある
・ブルーベース
似合う色・濁りがなく鮮やかでクリアな色
・エメラルドグリーン/ロイヤルブルー/ブルーベースのパープル/ピンク
似合うメイク・コスメ・ブルーベースのパープル・ピンク・グレー系のアイシャドウ
・鮮やかな赤のリップ
似合うファッション・ベースカラーははっきりとした白/黒/チャコールグレー
・モノトーンコーデが似合う
・鮮やかな色は色数を絞って取り入れるのがおすすめ
アクセサリーつや感があるシルバーやプラチナ

冬(ウィンター)タイプは、洗練されている・凛とした印象があるタイプです。

なめらかな白肌に、真っ黒な瞳と髪色、赤い唇をもつためです。

このタイプはメイクもファッションも色のコントラストをつけるのがおすすめです。

モノトーンコーデや、黒のアイメイクと赤いリップなどでコントラストをはっきりさせると、都会的な雰囲気になります。

冬(ウィンター)タイプは、冬の日の澄んだ空気のようなクールな印象を持つタイプです。

パーソナルカラー診断のメリット

パーソナルカラー診断を受けるメリットは次のようなものです。

  1. 若々しく、綺麗に見える色がわかる
  2. その人に合ったおしゃれがわかる
  3. 買い物に迷わなくなり、短時間で良い買い物ができる
  4. 断捨離がはかどり、クローゼットに似合うものだけが揃う

一つずつ説明します。

若々しく綺麗に見える色がわかる

パーソナルカラー診断で若々しく綺麗に見える色がわかります。

色彩学の理論に基づいた診断が受けられるためです。

人の顔は合わせる色によって顔の中につくる影が変わります。また、くすみ・シミ・クマが目立たなくなり、顔色を綺麗に見せられるでしょう。

他にもこのような効果があります。

  • 肌の透明感が増す
  • 明るく華やかな印象になる
  • 血色や肌ツヤがよく見える
  • 瞳がキラキラ輝く

パーソナルカラー診断を受けると、自分の魅力を引き出せますよ。

その人に似合うおしゃれがみつかる

パーソナルカラー診断を受けると、自分に似合うものを見つけやすくなります。

なぜなら、自分を素敵に演出できる色や雰囲気を知ることで、似合った服がわかるからです。

スプリングタイプの方なら、明るいイエロー・オレンジピンクなどやわらかな春色を取り入れてみると魅力が一層引き立ちます。

自分に似合う色をベースに、相性の良い色のアイテムを見つかるのがメリットです。

短時間で良い買い物ができる

パーソナルカラー診断を受けると、短時間で良い買い物ができるようになります。

「自分にはこのタイプの色が良い」と選択の軸ができ、見るものが絞れるためです。

サマータイプの方なら、水色・ラベンダーなど、コントラストが穏やかでブルーベースのブラウス、ボトムはベースカラーのアイボリーにしようといった具合です。

パーソナルカラー診断を受けると似合う色のタイプがわかるので、買い物にかける時間や失敗を減らせますよ。

クローゼットに似合うものだけが揃う

パーソナルカラー診断を受けると、クローゼットを整えることができます。

なぜなら、自分に似合う色・苦手な色がわかるので、クローゼットの断捨離がはかどるためです。

実際、私はサマータイプなので、顔色をくすませる黄みを含む茶系のトップスはすべて手放しました。

現在は紺色・オフホワイト・ライトグレーをベースに、差し色のくすみカラーや水色を加えたクローゼットになりました。

パーソナルカラー診断を受けると、自分に似合うアイテムが揃ったクローゼットに整えられることもメリットです。

毎日の服選びも簡単で楽しくなりますよ。

似合わない服を着るデメリット

似合わない色を身に着けると、その人が持っている魅力が半減してしまうというデメリットがあります。

その理由は、パステルカラータイプと違う色はボディーカラーに調和しないためです。

具体的には下記のような影響があります。

違うパーソナルカラーを身に着けるデメリット
印象・元気がなく不健康に見える
・実年齢よりも老けて見える
顔色・くすんで見える
・シミやクマが目立つ
輪郭・フェイスラインがすっきりしない
・顔がたるんでいるように見える
・艶がなくパサパサしているように見える

似合わない色をなるべく避けて、自分の持っている魅力を最大限に引き出したいですね。

似合いづらい色を使う時のポイント

私のパーソナルカラーではないけど好きな色が着たいときはどうしたらいいの?

似合いづらいけど好きな色を取り入れたい時もありますよね。

パーソナルカラータイプ以外の色を取り入れたい際は、次のようなことを試してみてください。

なるべく顔から遠い場所に取り入れる

「どうしてもこの色が着たい」「たまには違うタイプの色も取り入れたい」という場合、なるべく顔から遠いところに取り入れます。

顔から遠い位置にあることで、顔色への影響を最小限に抑えられるためです。

その際、顔の近くにはパーソナルカラーを配置するのがおすすめです。

オータムタイプの方が鮮やかな水色を取り入れたい場合は、ボトムを水色にして、その色に調和するような茶系のブラウスを合わせるなどです。

違うカラータイプのアイテムを取り入れたい時には、顔から遠い位置で試してみてくださいね。

その色のトーンを自分に似合う明るさ・鮮やかさにする

似合わないと思っている色も、トーンを変えると自分に似合う色が見つかります。

同じピンクでも、明るさや鮮やかさ、クリアか濁っているか、黄みが強いか青みが強いかなどの要素で、様々な種類があるためです。

例えば、ブルーベースの夏タイプの人は黄みが強い茶系であるキャメルは苦手ですが、ココアブラウンやローズブラウンであれば調和します。

似合いづらい色を取り入れたい際は、その色のご自分に似合うトーンを探してみてくださいね。

パーソナルカラー診断を受けておしゃれをさらに楽しもう

この記事では、パーソナルカラー診断について紹介しました。

パーソナルカラーの概念を知って、ご自分に似合う色を見つけるとおしゃれがもっと楽しくなります。

色のパワーで、ご自分の魅力を上手に引き出してみてくださいね。


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